カテゴリー「競馬一般」の28件の記事

2016/10/10

東京競馬場にももっとポケモンを

競馬というよりもポケモンGoをやりに東京競馬場に朝1から行ってきました。

商売になって儲かることなら何でもやるJRAがナイアンテックと連んでないハズが無いと思って秋の開幕週に超期待してたのであります。

で、家から自転車で向かい、正面ゲートをくぐった瞬間に大量のポッポさんがお出迎え。

Screenshot_20161010093832

この瞬間に嫌な予感がしたのですが、この後も永遠に稀に見るほどロクなモンスターがいない!!

イーブイがやたらといたのでイーブイの巣と言えなくも無いのですが、最近はどこでもイーブイを見かけますから、シャワーズを大量に作りたい人にとってはマアマアなのでしょうが…

とにかくネズミとポッポが8にイーブイが2な感じ。

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とは言え全く収穫が無かったわけではありません。

これまでの競馬生活30年、パドックとそこから続くゴール前100m地点を直線で結んだラインしか行き来してこなかったので、実は東京の内馬場は初めて行ったのであります。

中山はナリタタイシンの皐月賞とか内馬場から見ましたが、初めての東京内馬場は興味津々。

行ってみてまず驚いたのが、バンドが大音量で演奏していて場内実況が全く聞こえない(^^;。

あと、「これでもか!!」というくらいそこら中にたくさん灰皿があったのが喫煙者に嬉しいことと、子供達がとにかくハネてる(笑)。まあしかし床に新聞敷いてビール飲んで大声出す人は直ちに追い出されそうな雰囲気ではあります。

ちなみに内馬場もスタンド前もパドックも日本庭園も沸いてるモンスターは変わり有りませんでした。

というわけでポケモンには縁の無いところで、これだと近くにある府中の杜公園の方がよっぽどマシで、今日はスリープの巣と化していて、取っても取っても沸いていました。

あ、こんな感じで右往左往していたので、馬券は当たるはずがありません、はい。歩数計見たら、東京競馬場だけで15000歩超えてました!!

Dsc_0009
オーロラビジョンの裏に絵がかいてあるのを初めて知りました
Dsc_0011 遊具の置いていない芝生だけの場所は案外ガラガラ

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2015/07/31

Windows10(64bit)で馬三郎は問題無し

新しいモノが出ると飛びつきたくなる私としては、勿論Windows10はWindows Updateを待たずにUSBメモリを使った経路でインストールしました。64bit版です。

で、最近では「PC=馬三郎」になっていて、それ以外のIT利用はXperia Z3 tablet compactがほとんどという状況だったのですが、当然馬三郎は動くだろうと思ってアップグレードしたところ…

Ws000000
このように起動時にエラーが!

これはヤバいと思ったのですが、エラーコード211を使い方マニュアル(コチラ )で見たところ、これはライセンス情報が壊れてしまったためとのこと。

Ws000004
さっそくこのオンラインマニュアルにリンクされている「ライセンス削除ツール」をダウンロードしてライセンス情報を初期化。

Ws000001
その後問題無く馬三郎が動作するようになりました。馬柱の文字のズレみたいなのは一切ありませんし、過去レースのVTRも問題無し。

また、過去に自分が買った馬券の成績情報など、IDに紐付けられているものは全て無事残っています。これはユーザーのいろいろな情報が相手側クラウドに保存されているからなのでしょう。たしかに、自分が表示させている予想家情報は他の例えばWindowsタブレットから馬三郎を立ち上げても引き継がれていることからもわかります。

Ws000003
というわけで、ATOKやKingsoft-OfficeやESET smart securityやShurikenも問題無し、フリーソフトのOrchisも大丈夫、FireFoxを使ったみずほ銀行や楽天銀行の動作も大丈夫、スムースにWindows10に移行しました。

Ws000005
ただ、見かけ上あまりに変化が少なすぎるので、私のようなWindows8.1の人は物足りないかもしれません。

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2015/01/28

福永騎手はいつ買えばいいか

いつもイイ馬に乗っているからこそ、今年ここまでの福永騎手の取捨にはかなり迷わされ続けたのだ。

例年スロースターターではあるものの、今年の人気馬飛ばしはかなり酷い。以下、パーセントを並べた時は(勝率/連対率/複勝率:騎乗数)と表記する。

一番人気で(11.8/35.3/41.2:17)がどのくらい酷いかというと、例えば武豊が(28.6/42.9/50.0:14)、北村宏が(25.0/41.7/58.3:12)といった具合に、有名どころの勝率の半分以下、連対も50%に遠く及ばないのだ。

外人騎手ではベリーあたりは(25.0/37.5/37.5:8)とあまり良くないものの勝率では満足できるレベルと言える。

まだ若手の石川(50.0/50.0/50.0:2)、小崎の(25.0/25.0/100.0:4)、あたりの方が稀に一番人気になった時の信頼度は高い。

ところが福永は2番人気の時は(20.0/40/0/80.0:10)、3番人気で(14.3/35.7/50.0:14)と、いわゆる「微妙な上位人気」の時にしっかり馬券に絡んでいるから、穴から入って当たった時に相手が人気の福永だったりしてかなり印象が悪い。

さらに比較するならば、福永の9番人気以下での(16.7/16.7/33.3:6)と数字がほとんど変わらないということだ。つまり2~4番人気でのみ好成績、福永の成績は本命党にとっても穴党にとってもつまらないものになっている。

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しっかり買い時を見極めたいところだが、ここまでのポイントは2点。

一つ目は千2(25.0/33.3/58.3:12)と千6(16.7/25.0/33.3:12)はこの人のたくさん乗った距離の中では単の成績がかなりイイということ。

一方で2千は(0/0/40.0:5)と連対無し、2千2と2千4も連対無し。ところが千8は(4.3/39.1/43.5:23)と「高確率」で2着している。千4も勝率は5.6%で千8の成績と被る。

よく福永は「馬の適距離」と同様な得意距離があるのでは、と言われるが、確かにここまでは「距離の融通が利くマイラー」的色合いが濃い。そして非根幹距離では人気に関係なく稀に激走する。

◆人気の千2/千6は信用して頭から入っていいのではないか。人気の千4/千8はヒモで必ず押さえなければならないだろう。人気の2000m以上ではこれを切って思い切った穴狙いの手もアリ、こういうことが言えそうだ。

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もう一点はこれが面白い傾向で、つまり厩舎/馬主でよく騎乗依頼が来るところはかなりダメ、という傾向なのだ。

藤原英/須貝/浅見/石坂/大久保龍/松田博/吉田直/鮫島/目野厩舎という肝心のところで騎乗依頼が来る、一目置かれている厩舎でまだ一勝も挙げていない。

一方でここまで1~2鞍しか頼まれていない小崎/千田/中内/野中/村山/高野/高橋亮厩舎では勝率50%か100%。

読み過ぎかもしれないが、仲の良い厩舎がこの寒い時期に福永騎手に依頼する時は、なにか裏があるかもしれないと思った方が良いかもしれないということだ。

一期一会で福永という一流ジョッキーに頼むところはこの時期に勝っておきたいという欲が強いのだろう。良くも悪くも馬優先主義、福永を主戦におく大手の厩舎にとってこの時期は育成期間なのではないか。

逆に言えばこれからのクラシックが見えてくる時期、上記一勝も挙げていない厩舎の馬に乗った時は一気に攻勢をかけてくると見た方が自然だろう。そうなるとここまで勝って来た厩舎の2匹目のドジョウは無く、有力厩舎で勝ちを量産するいつものスタイルに戻るだろう。

その前触れを早く掴むのが重要になる。

同様に馬主サイドから見ても同じことが言える。

キャロット/社台/金子真人/近藤利一/ノースヒルズといった頻繁に福永が乗ってくる馬主で一勝も挙げていないのだ。

つまり栄進堂以外の馬主の時も上記厩舎と同じことが言える。社台で一勝も挙げていないからこそ、上記「前触れ」は馬主サイドから見たデータでは掴みやすいだろう。つまり社台の期待馬が十分に調教を積んだ状態で福永に任せた時だ。

◆大手厩舎/大手馬主(栄進堂を除く)、あるいは福永のためにたくさん馬を用意する陣営ではまだ本気を出していない、と言えそうだ。極論すれば、社台系の馬を切る唯一のチャンスは福永が乗った時とも言える。ただしあと何週かでスパートがかかりそうなので、その端緒は見落としてはならない。

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2014/07/23

追いかけたい減量騎手は岩崎・石川・城戸

今年のJRAでは減量ジョッキーが活躍している印象がとても強いのだけど、そういうのを度外視したとしても、ハングリーな減量騎手が最後まで追ってくれるのは見ていてとても気持ちの良いものです。

ベテランによくある、レース途中で勝ち目が無いとみるや一切追わずの騎乗をたくさん見るものだから、余計それを感じます。

上位入選出来ないのをわかっていながら馬を酷使するのだから常に最後まで追うジョッキーは馬主サイドからみれば敬遠したいところでしょうが、馬券を買う方からみれば一期一会。その都度目一杯やってほしいところ。

同じく馬券が外れても、騎手がムチを一切いれずに最後方でゴールされた時の虚脱感は最悪で、やはりちゃんとレースしてくれる騎手をいつも探しているわけです。

で、そういう指標の一つが人気と着順の差なわけですが、これを減量ジョッキーに絞ってみてみます。ただし複勝圏内にあまりにも来ない騎手はやはり敬遠したくなるわけで、ある程度は掲示板に来つつも人気よりもいつも上に来る騎手を探してみましょう。

追いかけていると結果的に的中率ではなく回収率に効いてくる騎手は誰なのでしょうか。

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今現在の減量騎手は以下のとおり。近20走を【着順】-【人気】の計算をし、回数で割った値と、今年の複勝率を併記します。(19)は近走で落馬があったもので、回数は19です。

平均値はマイナス側に大きいほど人気よりも上の着順に来るということです。

            差の計  平均    複勝率
岩崎翼      -28     -1.4    15.1%
松若風馬    -7      -0.4    19.8
義英真      +22     +1.1    10.1
中井裕二    -32(19) -1.6    11.3

原田和真    -19     -1.0     7.8
木幡初也    -29     -1.5     9.1
判啓太      -23     -1.2     6.9
石川裕紀人  -15     -0.8    10.6

井上敏樹    -33     -1.7     6.8
城戸義政    -29     -1.5    13.0
長岡禎仁    -15     -0.8    13.2
小崎綾也    +3      +0.2    18.9

この表を元に、各場での注目騎手を洗い出すと…

◆西日本での騎乗
 岩崎翼………人気よりも確実に上に来ており複勝率も満足
 中井裕二……人気との差が大きい。超人気薄での複勝が美味しい
◆東日本での騎乗
 木幡初也……東の若手では安定して人気よりも上に来る
 石川裕紀人…東の中では複勝率が高く超人気薄でよく来る
◆北海道での騎乗
 城戸義政……人気との差と複勝率のバランスがいい
 長岡禎仁……人気との差はまあまあだが超人気薄でよく来る

結論としては、追いかけたい若手騎手は
 ・西日本:岩崎翼
 ・東日本:石川裕紀人
 ・北海道:城戸義政
となります。

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●岩崎翼
2番人気の連対率50%、複勝率63%は有力ベテラン騎手並で、腕があるのは確か。8番人気でも複勝率は24%。複数勝利を挙げている佐々木晶厩舎・河内洋厩舎では強く買ってみたい。馬場のインをつくことが多いためか、馬場が荒れてくる開催末期になると成績がふるわない。小倉替わりで再注目。

●石川裕紀人
今年4勝のうち2勝は9番人気以下。1番人気になったことがなく、勝ったうちの最上位人気が7番人気という面白い存在。好成績は1000m~1400mに偏っており、千8以上で実績を残せるかが今後の鍵。追える騎手なので新潟でブレークの予感。

●城戸義政
一桁人気の時は特に安定しており、8番人気でも複勝率20%。逆に言えば一桁人気で限りなく9番人気に近い時ほど妙味のある騎手になる。3勝を挙げている小野幸治厩舎では狙い。松本好雄さんの馬(メイショウ……)では騎乗数も多く良い成績を残している。複勝率だけをみると距離は短ければ短いほどいいが、2000mでも2勝を挙げており、わりとオールラウンダー。

よく話題にのぼる松若風馬は案外とりこぼしが多く、人気馬を人気通りにもってくる印象で馬券としては実はあまりおいしくありません。

また、鮮烈なデビューだった小崎綾也は複勝率が高いのに人気との差がプラスということは、普段からわりと人気馬に乗っているということで、追いかける騎手という観点からは面白みがありません。

井上敏樹の人気との差マイナス33は凄いのですが、複勝率が悪すぎるところをみると、ほとんどのレースが16番人気で13着、といったところで、追いかけるのは時期尚早、来年の裏開催あたりでもう少し良い馬が回ってきたら積極的に狙ってみたい騎手です。

時々固め打ちしてくる義英真ですが、この若さで人気との差がプラス22というのは、あまりにも騎乗スタイルが円熟しすぎていないでしょうか。もっとがむしゃらに追って欲しいところ。

西日本で岩崎を取るか中井を取るかは難しいところですが、ほとんど人気馬に乗っていない岩崎の複勝率15%は中井の数値よりも価値有りとみました。

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ところで最近人気を裏切る代表格の岩田と武豊を見てみると、

岩田康誠    +58     +2.9
武豊        +75(19) +3.9

となっています。つまり平均すると常に人気順よりも3-4着後ろに来るわけですから、一番人気でも良くて3着、2-3番人気ではとても狙えるものではありません。逆にベテランで面白いのが

蛯名正義    +8      +0.4

でして、ほとんどのベテランの平均がプラス2~3のところをプラス0.4というのは、常に上位人気になるこの人はだいたい人気を裏切らないということができます。また中堅で抜群に狙えるのが

藤岡康太    -21     -1.1

です。複勝率が20%を超えるような騎手では人気との差がマイナス1を超える騎手はほとんどおらず、中穴で追いかける価値有りと思います。

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2014/03/08

Windows8.1の64bit環境で「馬三郎」のレース動画再生は問題無し

オンライン競馬新聞のデイリー馬三郎を使っている人で、これを捨てられないためにWindows8.1の64bitに移行できないという人も多いのでは無いかと思います。

ですが、人柱になってWindows8.1の64bit環境を導入したところ、問題なく動作していることを確認しました。

Uma1

Uma2
これはつまりadobe flashが64bitでもちゃんと動いているということなのでしょうが、いまだに馬三郎のレース動画再生モードでは次のように、「アプリ上で動画再生できない」ことがうたわれていますので不安になる人も多いのではないでしょうか。

Uma3_2

音声・映像ともにWindows8.1の64bit環境で動作していますのでメモしておきました。

なお、その他機能で全く問題無いかどうかは明日明後日の競馬ではっきりするとは思いますが、予想の段階で使ってきた範囲ではこれまた問題ありません。安心してPCを新調できるのではないでしょうか。

その後、土日に長時間使いましたが、Windows8.1の64bit環境下でなんら問題点は見つかりませんでした。動画再生、IPAT連携、特別レースのパドック診断などなと、正常に動作しています。

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2011/07/01

武豊騎手を攻略する

Take騎手攻略シリーズ第五弾は、1969年3月15日滋賀県出身の武豊騎手。

このシリーズは穴騎手の買い時を探ってきたわけですが、この騎手がそういう立ち位置になってしまったというのは複雑な心境にさせられます。

年間800鞍前後乗ってきた騎手が今年は半分過ぎてまだ300鞍程度。

通算(20.6/35.1/46.7)が今年は(9.1/19.2/30.6)と、勝率・連対率共に彼としては酷い状況です。

いつもどおり(X:A/B/C)は、X=騎乗数、A=勝率、B=連対率、C=複勝率で、今年の成績のみを参考にします。

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【人気別】
この人はこれまで、勝率も連対率も順に並べると1番人気、2番人気、…と、人気どおりに結果を残してきたのですが、今年は

1番人気(56:21.4/28.6/46.4)
2番人気(42:14.3/28.6/42.9)
5番人気(32:12.5/18.8/31.3)
4番人気(32:9.4/25.0/31.3)
3番人気(42:4.8/19.0/45.2)

となっていて、なんと6番人気以下では勝率0%。あらゆる数値が6番人気からガクっと落ちているのが大きな特徴で、3番人気時の次が8番人気の時で(19:0.0/10.5/15.8)。

このように、武豊に穴馬での激走を期待するのは無謀と言える結果となっていますし、いわゆる「穴人気」の3番人気・4番人気の勝率はかなり酷いと言えます。

他の有力騎手と比べると、1番人気では

横山典が(61:32.8/55.7/62.3)、
蛯名が(54:25.9/51.9/61.1)、
岩田が(77:33.8/68.8/77.9)、
福永が(57:38.6/52.6/66.7)ですから、

武豊の(56:21.4/28.6/46.4)は彼が1番人気であっても目を疑うほど酷い結果を残しています。

人気が全く当てにならないならば、何らかの糸口を見つけないと彼の馬券は到底買えません。

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【距離別】
5鞍以上乗っている距離では複勝率の順に、

①2000m(27:14.8/29.6/51.9)、②1200m(45:11.1/17.8/33.3)、③2200m(9:33.3/33.3/33.3)、④1800m(77:3.9/18.2/28.6)、⑤1400m(53:7.5/17.0/24.5)、⑥1700m(9:11.1/22.2/22.2)、⑦1600m(9.4/17.0/20.8)、⑧2400m(13:0.0/0.0/15.4)、…。

1600mや2400mはかつては最も彼が得意としていた距離ですから、もはや昔の彼のデータは全て通用しません。2400mで未勝利は信じがたい数字です。

2100mは3鞍しか乗っていませんが(3:33.3/33.3/66.7)ですから、2000~2200mでは頭から信用できそうです。

2位の1200mでも勝率に注目すると11.1%と酷いものです。

●まとめると、「1200m,2000mで複勝買い」「2200mで単勝買い」、「1400m,1600m,2400mで消し」となります。

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【競馬場別】
5鞍以上乗っている距離では複勝率の順に、

①小倉(6:33.3/33.3/50.0)、②函館(17:11.8/29.4/35.3)、③京都(103:8.7/17.5/32.0)、④東京(62:8.1/22.6/30.6)、⑤阪神(105:8.6/17.1/26.7)。

小倉と函館が良いのでこれからのシーズンは楽しみです。

他の有力騎手で関西地区限定に比較すると、

横山典が京都(11:9.1/45.5/45.5)阪神(41:7.3/17.1/26.8)、
蛯名が京都(6:16.7/16.7/33.3)阪神(79:3.8/11.4/20.3)、
岩田が京都(211:10.0/26.1/35.5)阪神(168:16.7/35.1/44.0)、
福永が京都(146:11.6/20.5/28.1)阪神(139:16.5/32.4/39.6)、

複勝率ではまあまあなのだけど、単勝率では関東の騎手以上、関西の騎手未満という感じで、特に阪神では馬券にならないと言えます。京都では複勝率で中の下といったところでしょうか。

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【厩舎別】
さてここからが興味深いところです。

というのも彼もベテランですから厩舎や馬主との「繋がり」が深く、どの陣営が彼に勝負馬を任せるか、どの陣営が彼に回ってこさせるだけの試走の馬を手配するか、というのがはっきりしているはずだからです。

5鞍以上乗っている厩舎を複勝率順に羅列すると、

①浅見秀一(5:40.0/60.0/60.0)、②崎山博樹(7:28.6/57.1/57.1)、③岡田稲男(9:11.1/44.4/55.6)、④梅田智之(10:40.0/50.0/50.0)、⑤小島太(29:6.9/31.0/44.8)…。

この中で特筆すべきは「梅田厩舎」で、二桁回数騎乗しつつも2回に1回は連絡みしていますから、彼の今年の成績からすると抜群の好成績と言えるでしょう。

関東遠征でよく乗る小島太厩舎では複勝ならばかなり期待できる結果ですが、単勝狙いは無謀。

逆に成績の悪い方では、10鞍以上の複勝率で見ると、

①笹田和秀(10:0/0/0)、②河内洋(11:0/9.1/27.3)、③橋口弘次(13:0/0/30.8)…。

橋口厩舎で連対ゼロという成績は、かつてのラインを考えるとあまりにも酷いと言えるでしょうし、河内厩舎は今年に入って突然良い馬を任せなくなった感があります。

●まとめると、騎乗回数一桁も含めて「梅田、浅見、崎山、岡田厩舎は期待馬を武豊に任せている」、「笹田、河内、橋口厩舎が武豊に任せる馬は、競馬を覚えさせるなどの勝つ意志の無い馬である」と言い切ってよいのではないでしょうか。

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【馬主別】
5鞍以上乗っている馬主を複勝率順に羅列すると、

①H.R.H.プリンセス・ハヤ(8:12.5/62.5/75.0)~モハメド殿下夫人
②シルク(6:0/16.7/66.7)~「シルク…」
③H.H.シェイク・ハムダン(8:25.0/50/62.5)~モハメド殿下皇太子
④栄進堂(11:18.2/36.4/54.5)~「エイシン…」
⑤青山洋一(8:25.0/25.0/50.0)~シーキングザダイヤやワンカラットの馬主
⑥松本好雄(30:3.3/16.7/36.7)~「メイショウ…」

まだモハメド殿下自身の馬では(0,0,0,1)と目立っていませんが、外人馬主での彼は別人のようにキレているのは特筆で、単の頭からも狙えるほどです。

それから、「シルク…」と「エイシン…」の複勝率が50~60%とかなり好成績。

逆に悪い方では、

①前田幸治(5:0.0/0.0/0.0)~ビリーヴやアーネストリーの馬主
②社台RH(13:0.0/15.4/15.4)
③サンデーR(9:0.0/0.0/22.2)
④田邉正明(7:14.3/28.6/28.6)~「クレバー…」

一目瞭然、社台グループが全然ダメです。社台レースホースでは2着には希に来るものの、サンデーレーシングでは今年2着も無し。

細かく見ると、ノーザンファーム代表の吉田勝巳さん個人の馬では(4:0.0/25.0/75.0)、ノーザンホースパーク取締役の吉田和美さん個人の馬では(2:50.0/50.0/50.0)、社台ファーム代表の吉田照哉さん個人の馬では(3:0.0/0.0/33.3)。

つまり、社台・ノーザンファーム関連馬の中で今年勝ってるのは唯一吉田和美さん個人の馬での1勝のみ。

●まとめると、「モハメド殿下夫人および皇太子の馬で強気に買い」、「エイシンの単複とシルクの複勝も信頼度高く」、「社台・ノーザンファーム関連では人気でも消し」、が妥当でしょう。

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以上のように、今年の武豊は、厩舎や馬主において古いつきあいが良い方に出ている陣営と悪く出ている陣営が両極端で、人気や馬の実績で馬券を買うよりも、厩舎欄や馬主欄の方が参考になるということがわかります。

また、調子が悪いながらも函館や小倉では彼の水準以上(しかし他の有力騎手の水準以下)のパフォーマンスを発揮しています。

距離では2000m~2200mだけが抜けた好成績、人気別で書いたように穴人気になっている時は積極的に消しです。

ちなみに、芝・ダート別では、芝が164戦15勝、ダートが133戦12勝ですから、得手不得手はありません。

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2010/10/07

2場開催で中央場所に参戦する裏開催騎手の狙い目

Maru 今週と来週は2場開催、つまり裏開催が無いということで、全騎手が東京と京都に集まります。

そこで穴党にとって気になるのは、北海道や裏開催の穴騎手達が東京・京都で通用しているのかということ。

騎手攻略シリーズの番外編は北海道シリーズを含めた裏開催に出張した穴騎手の、東京・京都の成績を見ていきましょう。

なお、いつものように成績表記は(騎乗数:連対率/複勝率)で表します。数字は今年のものです。

中山、阪神開催で主場で乗っていた騎手の東京、京都の成績も気になるところですが、書いてるとキリが無いので今回はカットします。

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◆まずは裏開催から北海道シリーズまで、現在大ブレーク中の丸山元気騎手。

新潟では(15-11-10-46)の(82:32/44)という超一流騎手的な数字。北海道では並の上くらいの成績にはなりましたが、それでも札幌で(12-10-14-92)の(128:17/28)という好成績。

ところが、彼が騎乗経験のある7つの競馬場の中で東京コースは(3-1-3-46)(53:7/13)と最低の成績になってしまいます。

距離別で見てみると、大得意の新潟を含めても千6が(0-2-3-28)の(33:6/15)と全くふるわず、2千も連対率では15%を切っているように、彼が50鞍以上乗って良績を残しているのが千、千8、千2、千7という、まさにローカル大将な様子がわかります。

ただし千4は複勝率で30%を超えているので、人気順と連対率・複勝率が完全に連動していることからも、「東京での丸山は切りが妥当も、千4・千8は3番人気までならしっかり押さえる」ということでしょう。

丸山騎手は若手の中で乗れてる印象なので必要以上に人気になるケースが多く、そういう意味でも、東京で彼を狙うのはリスキーな割りにリターンが少ないという覚悟が必要です。

◆そして丸山騎手以上に今年東京でふるわないのが、勝浦、田辺、大野、丹内、柴田大知騎手。

勝浦騎手は今年は例えば函館で31%あった複勝率が東京では14%と急降下。ただし絶不調だった前半の成績を取り戻すような活躍の片鱗を1週目で見せたら、むしろ狙い目となるので東京序盤の彼には要注目。

なぜから彼は元々は、どちらかというと東京巧者な騎手だからです。

裏開催の穴党の頼りの綱・田辺騎手は以前書いたように福島でこそであり、東京コースの複勝率はたったの10%。ちなみに中山は19%、福島が23%、新潟が14%ですから小回りに良績が集中しており、「田辺の東京は切り」でいいでしょう。

彼の狙いは、3週間後の福島ダート千7での人気薄時。

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◆結果的に、東京で狙いたい北海道・裏開催組は、ズバリ三浦皇成騎手。

数少なかった新潟での成績が(1-2-2-3)(8:37/62)という立派なもので、札幌コースの(8-13-8-111)(140:15/20)という下の中みたいな酷い数字に騙されないように注意が必要です。

つまり東京は(11-13-17-106)(147:16/28)という中の下な成績を元々残しており、大量落馬事故の後遺症からか、外々を回る競馬をしてしまう最近の彼の騎乗からは、広いコースを得意としているデータからも、新潟コース同様の好成績を東京でも残す可能性が大。

特に千4と2400は押さえるべき。

さらに彼の今夏の成績を見ると複勝率が急降下するのが8番人気からで、逆に言うと1番人気から7番人気までは人気に関係なく馬券に絡んでいます。そして2番人気の複勝率54%、7番人気の複勝率23%は驚異的。

前半の不調を払拭する傾向を示しつつあるので、この東京開催では「三浦が人気に関わらず要注意」ということでしょう。

もう一つ、三浦騎手の顕著な傾向は、土曜日か日曜日、どちらか一方しか調子が良くないというのがあって、理由はさっぱりわかりませんが、とりあえず土曜1Rは人気に関わらず買って、その走り次第で今週は土曜、今週は日曜と決めてかかるのが手。

そして、土曜も日曜もサッパリだったら、日曜最終レースは例え最低人気でも押さえるのが対三浦戦略。

◆次に、柴山、宮崎騎手は、東京が得意というよりも、裏開催とほとんど同じ成績を東京でも残しているのが面白いところです。

彼らは東京コースではあまり良い馬がまわってきていないことを考えると、ローカルと同等の率を残しているというのは、穴党にとっては実は面白い存在。

特に「千6、千8の柴山」、「千8、2千の宮崎」は要注意。

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◆京都コースでも同様な検討をすると、狙って面白いのは想定外の古川騎手。

彼は北海道巧者のレッテルが付いてしまっているため、主場では軽視される傾向にありますが、札幌(7-10-10-72)(98:17/27)、函館(13-6-9-100)(128:14/21)、京都(2-5-0-27)(34:20/20)というデータを見る限り、むしろ京都コースは得意としており、しかも馬券に絡む時は常に2着以内という頼もしいものです。

おそらく福島開催が始まったらそちらにいくのでしょうが、(0-5-3-44)(52:9/15)の福島よりも断然京都巧者であり、「京都の古川は函館と同等の見立てが必要」と覚えた方が良いでしょう。

◆裏開催も京都コースもほとんど成績が変わらないのが武幸四郎騎手。どこへ行っても人気であてにならず、人気薄で想定外の走りをする彼ですが、裏開催・北海道シリーズで追いかけた人は、主場になったからといって下げるのは禁物。

◆京都がサッパリなのが川須、長谷川騎手。

特に川須騎手は新潟が得意で(2-2-3-15)(22:18/32)、札幌も(4-1-3-35)(43:11/18)となかなかの好成績で、阪神でも(1-3-4-52)(60:6/13)と悪いながらに来ていますが、京都となると(0-0-1-33)(34:0/2)と目も当てられない成績になります。

長谷川騎手も似たような状態。

福島が始まるまでの2週間の京都で、北海道組で穴を狙うなら古川騎手と覚えるとよいでしょう。

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2010/05/14

デイリー馬三郎と64bitOS

Uma36そろそろPCを買い換えようかと考えているのですが、どうせ買い換えるならとWindows7の64bit版を考えていたところ、現在最も使用頻度の高いデイリー馬三郎(ココ)の動画配信がなんと64bitマシンに非対応とのこと。

これはただしデイリー馬三郎のサポートに文句を言っても改善される見込みはありません。

というのも、これがAdobeのFlash Playerが64bitマシンに対応していないことからくる制約だからなのです。

デイリー馬三郎でよく使う機能の一つがFlashを用いた動画閲覧で、例えばある馬の馬柱を見て、前走が「出遅れ」だった場合にどのくらい出遅れたのかをレース映像を実際に見て確認する、ということをよくやります。

また、同じ出遅れでもゲートの出が悪いのか二の足がつかないのかも映像を見れば一目瞭然です。

さらに、前走の位置取りが5-5-10-2のようになっていた場合に、4角で何が起こったのかを知るために動画再生は大活躍します。

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Raceで、通常は64bitマシンを購入した場合に、32bit版のブラウザもインストールできるので、例えば「普段は64bitブラウザ、YouTubeを見る時は32bitブラウザ」といった使い分けを面倒くさいながらもするらしいのです。

ところがデイリー馬三郎はいわゆる純粋なブラウザではなくて、一つのツールつまりフロントエンドですから、そういう対策は取れません。

ならば64bitOS上で32bitプログラムを動かすWOW64を使えば動くのではないかとも思ったのですが、デイリー馬三郎のサポートに聞いてみたところ、動かない可能性が高いとのこと。

これはつまり、64bitOS上で32bit版のブラウザでFlash動画を見る時は、実際にはAdobeが作ったブラウザ用の32bitFlashプラグインを使うわけですから、ブラウザもFlashプラグインも32bitなので、「32bitプロセスと64bitプロセスを混在出来ない」というWOW64の制約から逃れて動作するわけです。

ここでデイリー馬三郎のサポートが「たぶん動かない」と言っているのは、おそらくプラグインのような形でFlash Playerが乗っているのではなく、「デイリー馬三郎本体」と「レース映像閲覧」が全く独立したプロセスだからだろうと予想でき、そうなるとデイリー馬三郎本体が64bitに対応しようとなかろうと、Flash Playerが対応していないのだから無理、となるのでしょう。

つまりAdobeがデイリー馬三郎専用のFlash Playerの32bit版プラグインを作ってくれれば、32bit版のデイリー馬三郎本体と併せて全て32bitの単一プロセスが実現できてWOW64で動作することになるのですが、それはありえません。

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結局はFlash Playerが64bitに対応して、デイリー馬三郎も64bit版が出ることが条件になるのですが、各種雑誌等によるとAdobeが64bit版のFlash Playerをリリースするのは次期バージョンからだろうということで、まだまだ時間がかかりそうです。

というわけで、PCの買い換えは32bitOSしか選択できないわけで、新しもの好きな者としてはかなり購入意欲が減退しました。

それにつれてメラメラと購入意欲が高まっているのがiPad。

デイリー馬三郎があの高機能なままiPad向けに移植されれば、まさに競馬新聞+馬情報+レース映像+投票を持ち歩ける感覚になるのですが…。

iPadはFlashを搭載していないので、もちろんその場合にはデイリー馬三郎社はFlash以外の手で動画を再生しないといけないのですが、まあ移植はされないだろうとは思いますが、いずれにしてもこういう紙媒体のビジネスがどうIT化されていくのか、興味深いところですし、そういった出版界の話題がニュースになっているだけでもiPadの価値はあったのでしょう。

以前書いたデイリー馬三郎に関するエントリーは(ココココ)。

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2010/01/11

続・ネット配信版デイリー馬三郎

Nakayama4今日の中山4Rの落馬事故は凄かったのだけど、それにしても三浦騎手のどん底ぶりが改めて前面に出てしまいました。

3Rの強豪ナショナルフラワーも競争除外で、本当にツキに見放されてしまったようです。

ただし、1Rのネバークインだけは勝っておきたかったのではないでしょうか。

数少ない河野師の馬で1番人気、後半40.5秒もかかってしまったのは200m~400mを10.8秒というハイラップが響いたのでしょうか。

三浦騎手はデビュー当時から二の足で前に行く競馬が多く、ここで脚を使うのが吉と出るか凶と出るかがわりとはっきりしていて、コーナーまでの距離が長い中山千2や2千、東京の千6、千8などは最後に垂れるケースが非常に多い騎手でした。

こういう強引な展開の中で、このレースで番手競馬をしたツーピースルーラーとメジロジャクソンがそれぞれ8着・12着だったところをネバークインは4着なのだから、この強い馬にずっと乗せてもらえるように、三浦騎手には頑張ってほしいところです。

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ところで9頭落馬の事故の後、ネット新聞のデイリー馬三郎は、騎手の乗り替わりへの対応の早さに関して、ネットを使った新聞ならではの大活躍でした。

以前デイリー馬三郎に関して書いたエントリーは(コチラ)。

騎手変更が確定するとすぐにツール上の騎手名が赤字で変更されるので、何事もなく予想を継続できます。

ありがたかったのが中山8Rの3着ダイレクトパス。

Hasira1_2

赤字で大野騎手になっていて、内田騎手の名前だった午前中は7-8倍の単勝オッズだったのだけど、大野騎手になってからじわじわ下がって13.6倍。

で、馬柱のダイレクトパスの名前をクリックすると、この馬のデビュー時からの全成績が表示されるのですが、なんとこの馬、過去全35戦のうち3鞍を大野騎手が乗っていて、全て3着の(0,0,3,0)だったのを発見したのです。

一方、内田騎手が乗ると(1,1,1,3)。

大野騎手への乗り替わりは単勝オッズを倍にするほどの劣化ではなく、むしろ好都合なわけで、馬三郎のおかげで取れた複勝馬券でした。

それにしてもこれでダイレクトパスは36戦を(2,3,9,21)の成績で、大野騎手が乗った時は(0,0,4,0)なわけですから、面白いデータです。

ダイレクトパスは「内田ならイチかバチか、大野なら堅実駆け」と覚えるといいかもしれません。

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ところでデイリー馬三郎の活用の一例を他にもこっそり教えましょう。

次の写真は、前述の中山8Rで、馬柱上部の調教ボタンを押したところ、サイモントルナーレの調教評価が「A」だったものです。

Cyokyo1_2

どの新聞にも調教覧がありますが、デイリー馬三郎ならではの見方として重要なのが、その馬名の下の「一覧」リンクの活用なのです。

なんとデビュー以来の全ての調教評価を見ることができるのですが、ちなみにサイモントルナーレの一覧表は次のようなものでした。

Cyokyo2_2

ずっとBとCを繰り返していて、前走12/12の中京のレースの直前追いがB、前々走11/22の福島のレースの直前追いもBです。

この馬はいつも軽め調教で、直前追いを強めにしていることと、その時点での評価がいつもBかCなのがわかります。

従って今回のAは本物。陣営は「ヤリ」の一戦だったことがプンプン伝わってきます。。

この馬も大野騎手同様に4Rの尾を引いた乗り替わりで、赤字で田中勝騎手に変更されたのですが、こちらは大野騎手とは違って初騎乗で、このあたりがギャンブルの分かれ目で6着敗退。

さて、ところが、一覧リンクをクリックしたらずらーっとAが並んでいる馬が時々いて、そういう馬は今回の調教評価が良くても信用できないわけです。

いつもAだから調教評価が参考にならない有名どころはリーチザクラウンでしょうか。

調教覧が「A」「↑」の馬を見つけたら是非「一覧」をクリックして、「毎度の事」なのか「今回は特別」なのかを見分けるようにすると良いでしょう。

というわけで、ネット競馬新聞のデイリー馬三郎は結構凄いのであります。

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2009/07/07

田辺裕信騎手を攻略する

Nobos関東エリアの競馬で俄然注目を浴びている田辺裕信騎手。

好評(??)、騎手攻略シリーズの第4弾は1984年2月12日生まれ、小西一男厩舎所属で今年25歳の田辺裕信騎手です。

過去に書いた三浦騎手、大庭騎手、吉田兄弟の攻略は競馬一般カテゴリーをどうぞ。

田辺騎手の特徴は何と言っても最後までしっかり追う事で、馬券を外しても納得できる「ヤラズ無し」のその姿勢は実に頼もしいものです。

以下(X:A/B/C)は、Xが騎乗数、Aが勝率、Bが連対率、Cが複勝率で、成績は今年のものを使います。

通算(4%/9%/16%)にもかかわらず、今年に限れば(8%/15%/20%)と好調が続いています。

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■■距離別■■

まずは彼の特徴が最もよく出ている距離別成績です。

10鞍以上騎乗している中では、1800m(50鞍:14%/24%/24%)と1700m(55鞍:11%/20%/29%)が飛び抜けて目立っており、彼の今年の好調な数字はこの2つの距離によるものだと言っても過言ではありません。

この距離では連対率と複勝率がほぼ同じなのも注目です。

一方悪い方もはっきりしていて、1200mは(54鞍:0%/5%/13%)とあまりにも酷い成績。

54鞍も乗って勝ち星がないのは彼の好調さを考えると信じられない数字です。

10鞍以上騎乗した距離について、連対率で順位をつけると、
1800/1700/…/1600/1000/2000/…/…/1150/1400/1200

このように1600m〜1800mを特に得意としている騎手と見て良いのではないでしょうか。と言ってもこの距離のレースは多いので印象度は高くなるでしょう。

長距離については2500mが2戦1着1回、2600mが3戦1着1回でこれ以外は着外ですから、数字だけ見ると連対率33%と良いのですが、2200m〜2400mは合計9鞍乗って全て着外なので、やはり「中距離に強い」という傾向は変わらないでしょう。

なお、芝・ダートは問わない騎手で、通算するとほぼ同じ勝率なのですが、今年に限ってはダートの勝率は芝のものより倍良いので、ダートの中距離ではプラスα。

■■人気別■■

1番人気で(38%/56%/63%)は、まあまあ普通の上くらいの感じでしょうか。

しかし4番人気で(20%/30%/30%)、6番人気で(15%/20%/25%)、7番人気で(13%/20%/27%)はかなりの高確率と言えるもので、15倍〜30倍くらいの田辺騎手は単勝・複勝・馬連全てにおいて頼りになります。

ただし単勝狙いの時は、2番人気の(9%/27%/27%)はかなり悪く、圧倒的な人気馬が他にいて、次位の有力馬に田辺騎手が乗ってそちらを単の軸に、というのは高確率で外れることになります。

連対率・複勝率における彼の特徴は、2番人気〜7番人気の連対率・複勝率がほぼ平均していることで、逆に言えば、彼を狙うなら中位人気の方が良いということでしょうし、2番人気、3番人気ではむしろ信頼性が低く旨味が少ないとも言えます。

また、最近特に穴騎手のイメージがありますが、9番人気以降の連対率は3%であり、特に目立った穴騎手的な数字を出してはいないので、2桁人気の馬を買うのは無謀でしょう。

■■厩舎別■■

騎乗数は勿論、所属の小西一男厩舎が40鞍で断然、次いで久保田貴厩舎の34鞍となっています。それぞれ(10%/25%/30%)、(15%/24%/27%)ですから、彼の今年の平均値よりやや良い程度といったところでしょうか。

彼に対する大口厩舎の特徴は連対率と複勝率がほぼ同じということで、つまり、小西厩舎と久保田厩舎を狙うなら2連勝式が良さそう。

さて、どの厩舎が勝負掛かりの時に田辺騎手に依頼するかという観点で、5鞍以上乗っている厩舎を比較すると、それは明らかに鹿戸雄一厩舎。

(6鞍:50%/50%/50%)と、つまり来る時は全部勝っているわけで、調教にも乗ってプンプン匂う時の鹿戸雄一厩舎の馬では、単の軸が絶好。

逆に、足馴らし的な状況で田辺騎手に依頼しているような、成績を残せない厩舎もはっきりしていて、それが浅野洋一厩舎(13鞍:0%/0%/0%)と石栗龍彦厩舎(10鞍:0%/0%/0%)。

現時点でのデータからは、鹿戸雄一で買い、浅野洋一&石栗龍彦で消し、大口の小西一男と久保田貴は彼の実力通り、という結論でしょう。

■■馬主別■■

5鞍以上乗っている中で特に良いのは3者。

一つ目は冠がケイアイの啓愛義肢材料販売所で、(5鞍:40%/60%/60%)。

かつては亀田守弘社長名義で馬を持っていましたが、今は会社名義になった馬主さんで、田辺騎手にはケイアイコンセプトなどを任せています。

二つ目は袴田精一さんで、(6鞍:50%/50%/50%)。スーパーシズクンやユーピロンユーを任せています。

三つ目はサラブレッドクラブ・ラフィアンで、(6鞍:0%/50%/50%)。

このあたりは2着に来る確率と3着に来る確率が同じなので、2連勝式の軸が吉でしょう。

また、二桁回数騎乗した馬主さんは冠がリネンの戸山光男さんのみです。(10鞍:20%/20%/30%)ですから、彼の今年の平均値のやや上くらいでしょうか。

ところで、現時点で彼が乗った社台レースホースの馬は4頭のみで、サンデーレーシングに至っては騎乗無し。

日本を代表する馬主の馬に乗っていないというのはそれだけでも目立つ特徴で、にもかかわらず好成績を残せるのが彼の格好良さの一つの側面と言えるかもしれません。

■■コース別■■

小倉以外はどこもほぼ同じ数字を残していますが、ただし阪神と京都はまだ今年は騎乗していません。

その小倉については(46鞍:4%/6%/13%)と、あまりにも酷いことは頭に入れておいた方が良いでしょう。

中京(41鞍:10%/20%/27%)→福島→中山→東京→新潟(42鞍:7%/14%/17%)の順で連対率が悪くなることから、どちらかというと小回りが得意な傾向が見えますが、あまり大きな差は無く「小倉では消し、他は小回りがやや良い」程度に覚えておけば良いでしょう。

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というわけで、結構傾向が見えやすい騎手ではあります。

数字だけを見ると、新潟前の今週の福島最終週のダート1700mに田辺騎手が4〜7番人気で出てきたら大きく勝負したいところです。

彼の騎乗を見ているとよくわかりますが、彼は他のどの騎手よりも先に手が動き出す事が多く、その「早仕掛け」で嫌な予感に襲われる事が多いのですが、なぜか彼の手にかかると馬がそのまま最後までもってしまいます。

こういう積極的なところを見ると、終い重視の関西の競馬場ではさらに彼の長所が出る可能性があって、まだ阪神・京都では乗っていませんが、だからこそ、特に京都のダート1800mあたりでいずれ大穴を開ける可能性が高いでしょう。

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