第54回グラミー賞~アデル・ナイトでもテイラースイフト最高!
これだけ大量の賞を受賞しながら、どの賞も本当に嬉しそうだったのが印象的ですが、ポリープ明けということもあったからかパフォーマンスはイマイチな感じで、授賞式に限定すれば何故これほど今受けているのか判りにくかったのも事実です。
おそらく背景にはソウルへの回帰というアメリカの事情もあるのでしょう。近年のグラミーは「カントリー or ヒップホップ」が潮流で、フー・ファイターズみたいな純ロックンロールですら新鮮に聞こえてくるような状況でした。
アメリカが求めた新ディーヴァはビヨンセでもレディ・ガガでもなく「聞かせる人」だったのでしょう。
パティ・オースティンさんが、「アデルはイノベーター」と仰っていましたが、アメリカン・ポップの潮流の発信源になっているということでしょう。
由紀さおりさんが受けているのもそういう流れでしょうか。
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カニエ・ウェストやジャスティン・ティンバーレイク、そしてビヨンセの登場しないグラミー賞は、むしろアデルの「歌の力」で一つにまとまった、なかなか完成度の高いエンターティンメントだったと思います。
レディー・ガガの立ち位置はケイティ・ペリーが占拠していたように見えました。ケイティってこういう人だったかとはたと考えてしまいましたが、彼女のこういう姿も充分にアリ。
個人的にはのどがイマイチだったアデルよりもブルーノ・マーズが格好良かった!!
普通、格好付けると人間ってあまり格好良くないものですが、この人はエルビスみたいな感じで、格好付ければ格好付けるほど格好イイ。
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そして最高にエキサイティングなパフォーマンスだったのは私にとっての至高の天使、テイラー・スイフト。
世界中の「キュート」を足して人口で割ったらこんな感じになる!!みたいなテイラー・スイフトは本当に可愛らしくて、この顔のどこからあんなパワーが出てくるのかと、ちょっとじっくり二人で話しさせてもらいたいです。
まさに年々キュートさに磨きをかけていながら、それていてミーハーではなく、場内の大御所達をオール・スタンディング・オベーションさせてしまうリスペクトの受け手でもあります。素晴らしい。
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ポール・マッカートニーは相変わらず「24」のキムみたいな感じで、おなかいっぱいな感じ。
シンディ・ローパーがいみじくも「彼にはベースを弾いてもらいたいのよねえ」と言っていたけれども、おそらく私と同じような感覚をもっているのでは…。
それからジェニファー・ハドソンのホイットニー・ヒューストン トリビュート。彼女も耳をつんざく音圧を下げてから随分味が出てきたけれども、今年の追悼歌は聞き応えがありました。
とにもかくにもヒップホップが目立たなかった今年のグラミーは近年では異色で、それが統一感をもたらした、非常に完成度の高い時間だったと思いました。
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