有馬記念2011~ブエナビスタ
穴予想を眺めに来た方には申し訳ないが、今週は2強対決で有利とみたブエナビスタ◎。
反動が心配された大レコードの天皇賞秋後はジャパンカップまでに6本のCW追いを消化し、一週前に79.9-65.0-12.6という好タイムながら土曜日にも6F追いを挟んだほど負荷をかけたが、その本番優勝後にもいつも通りの間隔で12/10の初時計。
そして土・水・土・水と4本の調教で挑む有馬記念。こちらも一週前に80.5-64.2-12.1と素晴らしいキレを見せながら、さらに土曜追いを挟んで直前に80.1-64.8-12.3。これはジャパンカップの最終追い81.1-65.2-12.3よりも高負荷であり、調子落ちどころか上昇気配と見ていい。
そもそもこのローテーションで一週前に一杯に追うと言うこと自体が驚異で、この馬自身としてもこれまでにないものだ。
「牝馬の引退レースは消し」の格言とは程遠い、これまでで最も「本気」の調整で挑むのがブエナビスタの有馬記念だろう。
2年前の有馬記念は先行勢総崩れのレース。つまり、勝ったドリームジャーニーは15-15-14-8-1、3着エアシェイディが16-16-15-12-3、以下、13-13-10-5-4、10-10-6-5-5、13-13-10-5-6…。
これに対して唯一前目で残ったブエナビスタが6-6-4-3-2。前にいた馬はリーチザクラウンの13着など散々な中で、非常に価値の高い2着だった。
そして去年の有馬記念は一転して前残りのレース。つまり、勝ったヴィクワールピサが4-4-2-2-1、3着トゥザグローリーが3-3-3-2-3、以下、5-5-3-4-4、1-1-1-1-5、6-5-6-4-6…。
これに対して唯一後方から差してきたブエナビスタが11-11-9-8-2。他に差してきたのがエイシンフラッシュの9-9-9-10-7くらいしかおらず、2年前同様、これもかなり強い競馬だったと言える。
この2つのレースから言えるのは、この馬が決して中山が不得手ではないということだし、むしろ一番強い競馬をしていたはずなのだ。今年は前にも後ろにも強い馬がいるから、展開不利な2着は心配無用。
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一方の雄オルフェーヴルは、常にコンマ3からコンマ5秒ほど後ろにいたウインバリアシオンが、ジャパンカップで勝ったブエナビスタからコンマ5秒差に好走したことからも、古馬に混ざっても充分力上位であり、時計の上からはジャパンカップに出走していても1~2着だったはず。
ただしこの馬の大跳びが中山でどうなのか。今年の皐月賞が東京競馬場だったこともふまえて3冠を考えなければならない。
その東京で行われた皐月賞と日本ダービーでさえ馬群を捌くのに手間取っており、開き直った池添は神戸新聞杯と菊花賞を大外ブン回し作戦に切り替えたのだが、そういう馬が中山2500mでロスする距離はどうなのだろう。
5~6番手で4角大外に持ち出すためには、ほぼ同位置のエイシンフラッシュやヒルノダムールを捌かなければならないから、どうしてもある程度のマクりが必要で、大外の距離ロスは4角のみというわけにはいかない。
また、日本ダービーと同じ栗坂の5F時計51.7というのは、菊花賞時よりコンマ5秒遅いことも併せて、ようするにグングン上り調子であるというわけではないのだろう。
おそらく現状維持、それでも強いモノは強い、だからこそこの2頭の優劣は紙一重。
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先行から好位に位置する集団はかなり厳しい展開になる。
つまり、ポイントはアーネストリーに対するトーセンジョーダンの出方であり、ここに池江泰寿厩舎3頭出しの意味もあるし、サンデーレーシングの絡みから言えば、ルーラーシップがトーセンジョーダンよりも先にアーネストリーを突っつく可能性だってあるだろう。
ヴィクトワールピサやトゥザグローリーも中山巧者ながらキレるタイプではないため、やはりアーネストリーの立ち位置こそが理想なのだから、難しい神経戦になる。
エイシンフラッシュもそうだ。日本ダービーのイメージに騙されそうになるが、前走ジャパンカップを見る限り、使える脚が短く、この馬とてアーネストリーを突っつく展開になるかもしれない。
これらの直後にオルフェーヴルとブエナビスタがいて、この2頭が前と入れ替わる予想をするならば、3着にはそこからさらに後方そして最後方では無い場所に位置する馬、2008年有馬記念のアドマイヤモナークを探すのがスジだろう。
そしてそれは明らかにペルーサだ。
去年の有馬記念で4着とは言え、勝ったヴィクトワールピサからコンマ1秒。今年の天皇賞秋では実際にブエナビスタに先着した実力馬。
前走16着で力を余していたという陣営のコメント通り、なんとジャパンカップの後、有馬記念に向けて時計を7本も出してきたのだ。
ただしこの本数自体は「馬也で数多く」の藤沢厩舎だから殊更強調できるものではなく、見るべきところは「直前追いが馬也ではない」ということだろう。どうやら藤沢師は少し本気のようだ。
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人気2頭を上位視したのだから馬券はここまで。ギャンブル的勝負は18頭立てハンデ戦の阪神12RファイナルSだろう。
もしペルーサまでもが前に行くならレッドデイヴィスにも掲示板の目が出てくるのだろうが、少なくともアドマイヤモナークは有馬記念2着の2年前2006年からG1に出走していたような下地があったのだから、レッドデイヴィスとアドマイヤモナークを同一視するのは無理がある。
ヒルノダムールは手がまわらなかったと言うよりも、今の藤田にお金を託す勇気が無いというのが正直なところ。
ジャガーメイルは上がり33秒台を出せるような競馬で上位進出するタイプであり、消耗戦の有馬記念ではそれは少し厳しいと見た。
結論
◎ブエナビスタ
○オルフェーブル
▲ペルーサ
馬券は◎→(○▲)→(○▲)の3連単2点
※今年もG1予想をお読みいただきありがとうございました。
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コメント
乗らせていただきます!
当てて良い新年を迎えたいですね!
投稿: 通りすがりのダローネガ | 2011/12/23 02:35
ありがとうございます。ブエナが飛んだら逆神としてブエナファンに一生恨まれそうです。
アーネストリーも良いのですが、JCこそが最高峰レースだと思ってる者としては、JCをスキップする冷めた陣営は正直買いたくないのですね。これはもう当たり外れ抜きに意地です。
またよろしくお願いいたします。
投稿: こら息子 | 2011/12/23 12:31
ペルーサ回避は本当に残念。三着に来そうな穴馬が横一線になって、三連単は難易度が高いのに低配当という、ちょっと買いにくい状況になりました。
こうなると三着に前残りの目も出てきたなあ。
投稿: こら息子 | 2011/12/24 23:18