マイルチャンピオンシップ2008~ブルーメンブラット
先週はエリザベス女王杯よりも衝撃的だったのが、京都第3レースのリーチザクラウンだった。先が楽しみな馬で、こうなると初戦でこの馬に勝ったアンライバルドが末恐ろしい。
このリーチザクラウンが社台ファーム生産、アンライバルドがノーザンファーム生産ということが今の状況をよく表している。
そしてエリザベス女王杯では結局勝ったのが社台白老ファーム生産のリトルアマポーラだった。
父ロドリゴデトリアーノでガーベラパークスタッド生産のスーパーホーネットを取り巻く環境は厳しいだろうが、快挙を期待したい気持ちはもちろん大きい。
そういった浪漫派馬券的な発想はひとまず置いておくとしても、やや包まれ気味だったとはいえ、安田記念でのスーパーホーネットのラスト1Fの急激なブレーキが気になるのだ。
千8毎日王冠のスローペースでの勝利と千6安田記念の平均ペースでの大敗を見る限り、ハイペース必至のここでは千4の競馬をさせてもらえないのではないか。
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骨の髄まで社台ホースであるサイレントプライドの好調ぶりからも、穴党必見はこの馬なのだろう。
今年は全てのレースで上がり34秒台であり、前走では前後半とも34秒台。
今週の調教も坂路を一杯に追った53.0で、ブラックホークやピンクカメオといったマイル得意の馬を送り出してきた国枝厩舎の力の入りようが伝わってくるようだ。
しかもこの馬と後藤のコンビと言えば、JRAのCM「タッチ」で馬上から馬をなでるシーンで使われたコンビなのだ。マイルCS後にあの場面が再現されるなら、話が出来すぎていて気味が悪い。
骨折や馬インフルエンザなどで秋から冬に長期休養を経て、春から夏に好成績をあげ続けてきた馬が人生初の順調な秋を迎えた。ただし前激化の展開がどう出るか。
いずれにしてもサイレントプライドとスーパーホーネットには軽い印は打てない。
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しかしそれでも狙ってみたいのが、アドマイヤベガが残した4世代の2世代目の代表格、ノーザンファーム生産ブルーメンブラットだ。
エリザベス女王杯を登録後回避してマイルCSに向かった前例がファインモーション。ダンスインザムードは登録こそしなかったが状況は似たものだった。いずれにしても自信があるからこそのローテーション。
グリーンチャンネルで調教を見ても気配は素晴らしく、どの陣営も良い時計が出なかった11/19の栗東坂路で4F53.3、1F12.7の特に終いの1Fは圧巻。
12秒台連発は他にはウオッカのJC一週前追いくらいしか見あたらず、見た目の迫力と時計が一致しており、調教採点はマイルCS組では抜けた特注。
サイレントプライドとは違い京都コースも8戦3勝2着2回の5連対で、走る季節も9月~2月に集中した冬馬。
さらに近年では先行して好成績をあげたのはダイワメジャーくらいしかおらず、後方からマクれる同馬はハイペースの京都マイルではもっとも脚質を活かせるはず。
カワカミプリンセスに勝った馬が続くG1を制してくれれば、カワカミの負けも少しは納得…などという後ろ向きの考えはグッと胸にしまいつつ、94年ノースフライト以来の快挙なるかのブルーメンブラット◎。
吉田兄弟攻略記事を書いた後でこの馬を選んだのはタマタマの偶然です。
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カナダのラーイズアトーニーはG1ウッドバインマイルで休み明けのキップデヴィルとヴェンチュラを破ってはいるが、にもかかわらず次走のシャドウェルターフマイルが4番人気止まりの6着。先週のトレラピッドよりも連に絡む確率は低いと見る。
反応の遅さから歳と共にマイル向きの様相を呈してきたスズカフェニックスと、◎と同じくアドマイヤベガ産駒で驚異の持ち時計1分32秒1、しかもそれが今秋である事が光るキストゥヘヴンも押さえる。
また、カンパニーは前走のあの鬼脚でも4着止まりなのがこの馬の限界だが、プラス6kg前後の体重で出てきたら押さえなければならない。
◎ブルーメンブラット
○サイレントプライド
▲スーパーホーネット
注スズカフェニックス
△キストゥヘヴン
△カンパニー
馬券は、◎-(○▲注△△)と、縦目○▲の馬複計6点。
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