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2007/06/13

プリズンブレイク2 BOX1

Pbbox1プリズンブレイク・シーズン2のBOX1(1~13話)を一気に見終わりました。いや本当にこのシリーズは面白い。シーズン1と2の一番大きな違いは、マイケル・スコフィールドがあらゆる問題を「想定内」として自力で解決していくシーズン1に対して、神頼み的な要素に頼まざるを得ないシーズン2といった感じでしょうか。サイボーグ的だったマイケルも、シーズン2では涙を流す人間マイケルなシーンが散りばめられています。

マイケルの最大の理解者になっていくサラ・タンクレディとの関係、「孝行したいときには親は無し」を地でいってしまった兄弟のお父さんの遺言、マイケルと同じく天才肌のFBI捜査官アレキサンダー・マホーンとの対決、大どんでん返しの様相を呈するポール・ケラーマンの存在、そしてもちろん脱獄8人衆のその後…。シーズン2になってのこれだけの天こ盛り要素を見ると、当初プリズンブレイクがシーズン1の13話のみとする予定だったという話も嘘のように感じてしまう充実ぶり。

Bagwell その中でもお気に入りはティーバッグことセオドア・バッグウェルです。もちろん彼のやったことは良くはないわけで何人殺したことか…。特に獣医殺害はひどい。しかし画面に彼が映った時の安心感はいったい何だろう。特典映像の「The Road to Freedom」の中でティーバッグことロバート・ネッパーがこんな事を言っています。「ティーバッグって存在はとってもシンプル。彼はただ生き延びたいだけなんだ。好んで人を殺すような人物ではない」と。また、刑務長でかつ悪役的存在の役どころブラッド・ベリックことウェイド・ウィリアムズもこんな事を言っています。「道で俺にすれ違っても誰も声をかけたがらないんだよ、ティーバッグにはみんな話しかけるのにね。」と。なぜか愛すべき存在のティーバッグは、ベリックを刑務所に送り込む経緯など、まさにお茶の間のヒーロー的な面も併せ持っている。シーズン2のBOX1の最後に、ある女性の元に辿り着くわけだけど、どうかひとつ!穏便に!

それから統合失調症で一緒に脱獄したヘイワイヤーの存在もまた面白い。演じているサイラス・ウィアー・ミッチェルがティーバッグ役のオーディションを受けていたというWikipediaの記事を見たとき、ティーバッグはバッグウェル以外考えられないだろっと不覚にも笑ってしまったのだが、このヘイワイヤー、面白いことにシーズン2のBOX1ではほとんど触れられていない。冒頭、ヘルメットを被って自転車でふらふら町に繰り出していく脱獄囚らしからぬ呑気な感じが面白いのだけど、食事を盗みに入った家に飾ってあったオランダの風景画を見て「オランダへ行くべ」と悟ってイカダを作ろうとする純粋さが、逆に安易に人を殺してしまう狂気と紙一重で、このあたりのキャラクタの描き方は本当にうまい。

このようにどの登場人物を思い出してもいろいろなエピソードが思い出されるわけで、キャラの立たせ方が上手なドラマだなあとあいかわらず感心します。シーズン3は陰謀関係は一段落して「救済」がテーマになるとのこと。これも楽しみであるのと同時に、ということはシーズン2で大統領関連の問題は解決するんだろうなあと、ますますBOX2が楽しみになりました。

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