2017/05/25

日本ダービー2017~スワーヴリチャード

Ws000000 5戦中3戦で上がり1番時計のスワーヴリチャード◎。

皐月賞では内を走った馬の上位独占の中、外々を回してのコンマ4秒差6着。

四位は良くも悪くも外を走るタイプだが、ことスワーヴリチャードに関しては皐月賞以外は馬群を抜けるレースを続けてきた。

レースへの臨み方にどこかクールなところがあるこの人にとっては珍しく、勝ちにこだわらせ続けている馬と言えるだろう。

ならばダービー2勝の経験値がモノを言う。

そして東京での2戦を見て一目、「滑るような走りをする馬」、右回りと手前の関係云々以前にパワーのいる開催末期の中山は完全に不向きだった。

出遅れて後方につけていた最初の3戦からようやく普通に出て貯めるレースができるようになった近2戦、伸びしろも大きいはず。

近年クラシックに直結している共同通信杯が今年は日本ダービーに直結する。

デビューから乗り替わりの無い馬に◎、以下も騎手と馬が入れ替わりなしの二人三脚でここまで来たクリンチャー、サトノアーサー、レイデオロ、ダイワキャグニー、キョウヘイ。これに松山で出世した皐月賞馬アルアイン迄。

スワーヴリチャードを本命にしたということは、無事にいっていればブレスジャーニーが50歳柴田善臣に初クラシックをプレゼントしていたはず、という無念の現れでもある。

結論
◎04スワーヴリチャード
△05クリンチャー
△06サトノアーサー
△07アルアイン
△12レイデオロ
△15ダイワキャグニー
△16キョウヘイ

馬券は◎-(△△△△△△)の馬複6点

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2017/05/18

オークス2017~モズカッチャン

Ws000000 前走の末脚が印象的だったモズカッチャン◎。

この馬の近3連勝全てが違うパターンだったのが面白い。

3戦前未勝利戦では最後方待機から3角過ぎに進出、最後までグイグイ伸び続けての1.3秒差圧勝、2走前500万下は先行から早め先頭そして雁行状態での競り勝ち、前走は直線勝負に徹した迫力満点の差し、と、やることが全てハマっているというか、何をやってもハマるのがモズカッチャンなのだろう。

その未勝利戦での仕掛け処が小回りだから錯覚しそうだが東京で言えば丁度4角あたり、一方、フローラSでは切れたのが200m手前なのだからどんな展開でもどんなペースでも対応できる。

こういうのは気性が素直で常に力を出し切れるからであって、初距離でも掛かることなく競馬をしてくれるだろう。

オークスの戦略的には一番強かった未勝利戦に倣えば直線向いてすぐに早め先頭に立って押し切る形が良さそう。

唯一の心配はサンデーの血が入っていないことからココ一番の底力を発揮できるか、というところだが、だからこそ繁殖の可能性は無限大。ミスプロも母型の先の先にあることからまさにどんな種でもOK!!な期待値の高い位置付けなのだろう。ここはかなり本気で勲章を取りに来ると見る。

調教が坂路のみなのも末脚比べになりやすいオークスなら問題無し。馬也のみなのも若駒牝馬の長距離線を考えれば理想的。

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相手には田辺で一変したハローユニコーン。

武のエルフS以前と別馬と考えてよく、忘れな草賞のレースレベルなどはそういうメンバーだったのだからしょうがないことで、他馬を子供扱いしたコンマ8秒差楽勝を素直に褒めるべき。

印をつけてから、鮫島厩舎の親子丼だったことに気がついた次第。

体重が減っていることを心配する向きもあるが、減りながら強くなっているのだから、とりあえず410kgくらいまでは心配無用なのではないか。むしろそのくらいでの走りを見てみたい気もする。

3番手4番手にはもうなかば予想放棄に近い諦め半分に外人2騎。これは予想の上でのことではないから、どっちを3番手にしてもいいわけで人気の無い方を上位視。

以下、アルテミスSでの抜け出し方から東京合いそうなリスグラシュー、結局は好走してしまう桜花賞組から勝ち馬レーヌミノル、スイートピーSの脅威的末脚33.1とステイゴールド産駒への24での期待からカリビアンゴールド迄。

結論
◎01モズカッチャン
○06ハローユニコーン
▲16アドマイヤミヤビ
注02ソウルスターリング
△14リスグラシュー
△13レーヌミノル
△17カリビアンゴールド

馬券は◎-(○▲注△△△)の3連複軸1頭流し15点。

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2017/05/11

ヴィクトリアマイル2017~レッツゴードンキ

Ws000000 末脚比べになるとみてレッツゴードンキ◎。

何度か書いてきたが超ハイペースで先行・ハイペースで差し・スローで先行・超スローで差しが狙いのベース。

今年の馬柱を見ても去年の33.8→34.3のような平均ペースになりようがなく、ソルヴェイグが34秒台中盤でも楽に逃げられそうなメンバーとなっている。

そして番手に35秒台前半のジュールポレール、好位にクイーンズリング・スマートレイアーあたりだろうが、武豊とMデムーロがこのあたりに位置するなら仕掛けもヌルく、ますますペースが上がらない。

こういう展開なら超スローの差し馬から上記前目の馬へ、が馬券の考え方の1つだろう。

それからもう一つ頭から離れないのが、阪神牝馬Sのあった4月8日の阪神芝の芝特別レース出走馬のほとんどがまだ次戦を走っていないことだ。

モニターから見ても馬場が重く、いかにも疲労が残りそうな芝状態での大混戦だった阪神牝馬組は今回調教では良く見えてても、見えない疲労が残っていないか。

毎年のように札幌終盤の出走馬のその後の不調を目の当たりにしてきて、少しだけそのあたりを考慮に入れるべきかとも思っている。

となると王道の阪神牝馬Sは横に置いたとして、狙いは必然的にレッツゴードンキ。

好不調がはっきりしているが、だからこそ今が好調だとはっきりわかる。

荒れた最内をついた高松宮記念、大外一気の京都牝馬S、逃げてみたJBCと岩田もいろいろ考えてると関心させられるが、そのいずれも好走しているのだから、まさに今が充実期。

とはいえ、不調期のように見える2015年後半から2016年前半にかけてをみても、マイルチャンピオンシップではコンマ5秒差だったのだから、キッカケはちょっとしたことだったのだろう。

栗東坂路のラップタイムでゴール前ちょっと仕掛けただけの15.8→13.6→12.1→12.0という加速しながらの長い末脚は、追い通しで15.0→13.7→12.3→12.3だった去年の同レース直前追いと比べても質は高い。

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相手には最初に書いた番手から行けそうなジュールポレール。

阪神牝馬Sでは4角から50m区間では外から突き抜けるかのような手応えで実際に一端先頭に立ったが、内に刺さっていくにつれて荒れた芝に脚を取られるような格好になってのコンマ3秒差3着。

このレースでもし内外の馬場状態の差が無かったらミッキークイーンが差せていたかどうかは微妙だ。

戦歴わずか9戦の若駒牝馬であり、4歳馬有利の傾向があるヴィクトリアMで新星誕生を目の当たりにしても不思議では無いだろう。

そして実績のあるクイーンズリングとスマートレイアーでは鉄砲駆け勝利の無いスマートレイアを下にみた配置。

以下、有馬記念でも好走しているミッキークイーンは当然押さえ、逃げ残りも十分なソルヴェイグ、飛鳥Sが完勝だったアドマイヤリード迄。

結論
◎レッツゴードンキ
○ジュールポレール
▲クイーンズリング
注スマートレイアー
△ミッキークイーン
△ソルヴェイグ
△アドマイヤリード

馬券は◎-(○▲注△△△)の馬複6点と縦目○▲。
◎→(○▲注)の馬単3点。

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2017/05/04

NHKマイルカップ2017~プラチナヴォイス

Ws000000 いかにもNHKマイルCで来そうなローテのプラチナヴォイス◎。

千8以上で4角手前のやや早めに先頭集団に取り付いてゴール前でタレるという、「マイル迄」な走りをずっとしてきた馬。

きさらぎ賞なんかはその最たるレースで直線は「矯正調教」状態だった。

ただしその「ゴール前でタレる」のがスタミナ切れなのか内に刺さってのことなのかはよく判らないというのが大方の悩みだろう。

それは左回りが初めてだからであり、東京で刺さり癖が治るかわからないからあまり人気にはならない。本番で大凡走するならそれまでの馬であり、好走するなら安田記念まで視野に入る大物。

つまりどちらにしてもスケベ心で狙うならココ以外無いのだ。

角居厩舎にとりわけ馴染みが深いというわけでも無いのに鞍上和田が新潟のフルーキーに乗りに行くのが解せないが、石川の腰の入った強い追いは、早め先頭からスピードの持続というプラチナヴォイスの脚質には合っているはず。

調教時計がいつになく悪いのだが、これはいつもCW調教では和田が乗っていたところを、今回は助手によるものだからだろう。追い技術のみではなく体重もどうなっていたかが全く判らないから比較が出来ない。和田がCWで乗らなかったのは昨10月の萩ステークス以来。

こういう数字のトリックがますます不人気を加速させているように、まさに石川向きの環境が整った。

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相手には無視できない成績を収めている唯一の毎日杯組ガンサリュート。

父ダノンシャンティのみならず母父クロフネもこのレースの勝ち馬で、力んで走っていた京成杯からもNHKマイルCが合わないはずがないのだ。

池添への乗り替わりも大一番では魅力。

いつも馬也オンリーな同馬がここに来て一杯追い連発で、にもかかわらず調教後馬体重が506kgなら体調も問題無し。中穴党がプラチナヴォイスなら大穴党はガンサリュートだろう。

だから気持ちが後者に揺らいでいるのは事実。

3番手に「追い通し」が頭に浮かぶようなオールザゴー。まさに内田向きの馬で、逃げ差し自在の脚質は乱ペースになる若駒G1では強い武器になる。

4番手にモンドキャンノ。スプリングS以来ではあるものの、元々クラシック登録をしていなかったわけだから狙いはNHKマイルCの一本。

そう考えるなら納得のローテだろう。坂路メインだった前走時の調教を改めて朝日杯当時のCW併用に戻したのも意味深。

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以下、王道前哨戦の勝ち馬で無視できないジョーストリクトリ、成績もローテも◎に近く種牡馬も鞍上も勢いがあるアウトライアーズ、最後方からの一気差し宣言で腹を据えたナイトバナレット迄。

結論
◎プラチナヴォイス
○ガンサリュート
▲オールザゴー
注モンドキャンノ
△ジョーストリクトリ
△アウトライアーズ
△ナイトバナレット

馬券は◎-(○▲注△△△)と縦目○▲の馬複7点と、
(◎○)→(◎○▲注)→(◎○▲注△△△)の3連単フォメ30点

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2017/04/27

天皇賞春2017~2頭の序列化不可能

ビワハヤヒデとナリタタイシンが1,2番人気だった春天皇賞を思い出すが、あの時は3着にも3番人気のムッシュシェクルが来たわけで、反省が教訓になるような人はそういう馬券を買うかケンのレースだ。

しかし反省そのものをしない人にとってはそうはいかない。

一発の期待を託すならミッキーロケットと着差無しの競馬をしているシャケトラだろう。そのミッキーロケットは神戸新聞杯でサトノダイヤモンドと着差無しの2着。

それが格上挑戦だった初重賞なのだからたいしたものだろう。

ただ、この馬は斤量が56kgを超えると途端にパフォーマンスを落としており、それが本番でどう出るのか、前戦でそういう弱味を吹っ切っているのかどうかに要注目。

それからシュヴァルグランとアルバートも長いところで安定しており、特にアルバートのダイヤモンドSは58kgを背負っての上がり一番時計33.4。

ムーアが来日するたびに乗っていたり、ベリーやアッゼニ、モレイラ、戸崎といったところが騎乗しており、教え込まれたことがここにきて花開いた感が強い。

あまり直結しないステイヤーズSやダイヤモンドSを勝っていることから戦歴の割りには人気も出なさそうで馬券的にはおいしい一頭。

ゴールドアクターは乗り替わりがどう出るか。前走で鞍上の言うことをまったく聞いていないような感じで加速も減速も好き勝手やっていたところからもベテランへのスイッチはいいのだろうが、横山を信用できるかというとそこは微妙。

レインボーラインは前年菊花賞の2着なら、以降の成績が今ひとつでも無視は出来ない。

大穴としては木曜追いのCWで一番時計だったトーセンバジルが叩き2戦目で変わり身をみせるかどうかに期待をかけた馬券だろう。

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3連単ならもしキタサンブラックとサトノダイヤモンドの2頭が来ても2着に別馬が来ればの期待値は大きいだろう。従ってこの2頭が1,2着なら元返しくらいの気持ちでマルチのチェックボックスにチェック。

結論
◎03キタサンブラック
◎15サトノダイヤモンド
△01シャケトラ
△06シュヴァルグラン
△12ゴールドアクター
△13トーセンバジル
△16レインボーライン

馬券は3連単軸2頭マルチ30点
(◎○)→(△△△△△)

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2017/04/13

皐月賞2017~アウトライアーズ

Ws000000 馬券的妙味でアウトライアーズ◎。

この馬を中心に馬柱を見るといろいろな伏線が見えてくるのだ。

まず百日草特別。

勝ったのが次戦でクイーンカップも連勝するアドマイヤミヤビ。このクイーンカップでは後に桜花賞を制するレーヌミノルが4着している。

2着に次戦から京都2歳S・弥生賞と連勝したカデナ。

そしてなんとカデナと同タイムだったのがアウトライアーズだったのだ。しかも2角過ぎからハミを噛んだままの状況で、風格さえ漂っていて力を出し切ったカデナよりも体力消耗は激しかったはずなのだ。

続くひいらぎ賞。

ここを圧倒的直線の伸びで負かしたのがウインブライト。3着が次戦でジュニアカップを制したナイトバナレット

ちなみに百日草特別でコンマ9秒離したアルジャントゥイユがつばき賞でファンディーナから1.7秒離されていることからも、アウトライアーズが強いと見るならファンディーナも相対的に強く見なければならないだろう。

スプリングSでは前述ウインブライトの早仕掛けに屈した形になったのだが、そういう早仕掛けは本来はアウトライアーズのパターンであり、スプリングSの田辺は脚を計ったのではないかとの見立て。

未勝利勝ち中山芝2千の時のような3角過ぎからの進出パターンならスプリングSでも好勝負になっていたように見えるのだが、それにしては本番で軽視され過ぎなのが馬券的には面白い。

田辺がもっとも信頼できる4-6番人気あたりなら、これまで戦ってきた相手関係からも十分に妙味ありだ。

調教も南Wを5Fから好時計。1週前が併せたファイアクリスタルから1秒追走から併入、最終追いが1.8秒追走から併入と、状況は上り調子と見て良さそう。

父ヴィクワールピサも昨年のジュエラーに続いてのクラシック制覇を期待したくなるような、力のいる芝中距離での好成績を残しており、多角的にみれば上位人気馬とは差が無いのだ。

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アウトライアーズに注目したわけだから、過去2戦で差が無かったウインブライトが相手筆頭。外枠も中山芝2千では好条件。

そして前述ファンディーナもアルジャントゥイユとの着差をみれば3番手より下げられない。

勢いのカデナは追い足りないと言っていた前走よりも悪くなっているとは考えにくく上位視しなければならないのだが、どうにも福永が悪すぎる。ここは4番手。

要注意は本番と同条件の京成杯を1番人気で勝ったコマノインパルスだろう。もちろんこの時の相手の弱さは考慮しないといけないが、3角から上がっていった勝ち方が例年の皐月賞向きの脚質で、鞍上江田照ともども穴でこそ買わなければならない一頭だろう。

そして鞍上の名前でレイデオロ、前走で内に刺さらなければ◎○を逆転していた可能性も否定できないプラチナヴォイス迄。

結論
◎06アウトライアーズ
○17ウインブライト
▲08ファンディーナ
注04カデナ
△03コマノインパルス
△05レイデオロ
△09プラチナヴォイス

馬券は◎-(○▲注△△△)の馬複6点

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